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【副業】スポットコンサルとは?あなたの専門知識も需要あり!

2020年6月3日

 

スポットコンサル』って聞いたことがあるような…ないような…

コンサルと聞くと、コンサルティング会社が大手企業に行うイメージをされるでしょうが、誰もがコンサルに参加できるような時代になりつつあります。

あなたが持っている仕事で得られた専門分野の知識には大きな価値を秘めています。活かしてみたいと思われる方は、是非読んでみてください。

 

スポットコンサルについて

スポットコンサルとは

様々な業界を調べたい依頼者(クライアント)と、業界での知見を持つ専門家(アドバイザー、フリーランスコンサルタント)とのマッチングを行うサービスをエキスパート・ネットワーク・サービス(ENS)と言い、日本では通称『スポットコンサル 』と言われることが多い。

従来では調査が難しかった『現場の生の意見』が聞けるということで、オンラインの発達と共に急拡大している市場。クライアントからのインタビューに対し、話せる範囲で答えるというシンプルさもあって、各分野のビジネスパーソンを中心に会員登録が伸びている。

 

スポットコンサルのメリット

1)自分が持つ専門分野の知識で収入を得られる

現場での専門知識は、外部で収集するのは困難のため、意外にも人気は高い。

アドバイザーへの謝礼は…

  • 下限:1時間あたり5,000円/程度
  • 平均:1時間あたり15,000円前後
  • 重要案件になると1時間あたり30,000円を超える

2)隙間時間を有効活用できる

ビジネスパーソンに併せて、就業時間外でのマッチングもあるので、時間を有効活用できる。

会社によっては専用アプリもあるので、会社での休憩時間にやりとりも可能。

 

スポットコンサルのデメリット

1)案件数は少ない

高額な案件は多くはないので、本数をかせげない(本業にするほど稼げない)。

単価の低い案件は成立する可能性も高いが、大量にこなすのは困難。

2)情報漏洩に気を使う

現職または前職における重要機密(数値やノウハウ)の漏洩に注意を払わないといけない。

特に上場企業に在籍している場合は、インサイダーになりかねないので要注意。

ENS企業はコンプライアンス(情報漏洩防止など)を重視しており、会員登録時には話して良い範囲を理解するため、Web内で説明チュートリアルの受講がある。

 

 

主なENS企業(スポットコンサルのマッチング)

① ビザスク

【公式HP】https://visasq.co.jp/

2020年3月に東証マザーズに上場を果たしたENSの国内最大手。アドバイザーの登録は10万人以上。日本を中心にアジア圏のクライアントを持つ。

VISION

世界の知見をつなぐ

MISSION

組織、世代、地域を超えて、
知見を集めつなぐことで、
世界のイノベーションに貢献する

引用元:ビザスク 会社HPより

日本国内におけるENSのリーディングカンパニーとして業績も拡大している。

プラットフォームとしてWeb会員ページやアプリなども十分整備されていて、依頼する側もアドバイスする側も使いやすくなっている。

野良KEN
月に数回案件を受けます。国内のクライアントが多く、事前アンケートからスポットコンサルまでは3日〜10日ぐらいで成立しています。アプリもあるので、どこでも案件を確認できます。

 

② MIMIR(ミーミル)

【公式HP】https://mimir-inc.biz/

経済メディアの『NewsPicks』などを運営している『ユーザーベース』傘下のエキスパートリサーチ企業。専門家とのマッチングや情報整理などの支援を行う。

野良KEN
Linkedin経由で登録しました。まだ提案も受けたことはないので、実体験はありません。

 

③ GLG(ガーソン・レーマン・グループ)

【公式HP】https://glg.it/ja/

NYに本社があるENSの先駆者。フリーランスコンサルタントの登録は80万人以上。主なクライアントは外資系企業になるので、基本は英語での対応。但し、日本のクライアントもいるので日本語の案件もあり、英語の場合でも通訳がつけられるケースもある。

野良KEN
月に1回ぐらいの案件を受けています。まだ日本のクライアントしか受けたことはないですが、たまに外資からオファーがあるので、プレッシャーは多少あります。

 

④ Guidepoint(ガイドポイント)

【公式HP】https://www.guidepoint.com/

NYに本社があるENS企業。フリーランスコンサルタントの登録は35万人以上。GLG同様にクライアントは外資系企業が多いので、基本は英語対応

野良KEN
こちらもLinkedin経由で登録し、1件だけ通訳付きで米国企業の案件を受託しました。通訳の方が途中に断線して、しばらく先方と2人きりでパニック。請求ページが英語で手続きで苦労した記憶。

 

⑤ Third Bridge(サード・ブリッジ)

【公式HP】https://thirdbridge.com/ja/

本社国籍は英国ビジネスコンサルティング会社。業界専門家とのマッチングを行っている。所在地は中国のため、担当は中国の方が多い。

野良KEN
こちらもLinkedin経由で提案いただきました。案件を受託したことはないですが、日本人の専門家と積極的につながりを作っている印象です。今は専門家数を増やしている段階なのかもしれません。

 

【補足】LinkedIn(リンクトイン)

【公式HP】https://www.linkedin.com/

世界最大のビジネス用SNS。ビジネスでの交流や転職活動のために登録するビジネスパーソンも多い。

日系企業は世界に進出する際の採用ツールとして有効利用されている。

野良KEN
自分も転職用にアカウントを作りましたが、上記ENS会社の全てがLinkedin内で『つながりリクエスト』を受けて登録まで進んでいます。

注意点

いろんなビジネスパーソンとつながれる開放性はよいのですが、偽プロフィールの方からも『つながりリクエスト』が届くケースもあり、詐欺に発展する事例もあるようです。

例を出すと、いきなり海外大手企業の財務責任者を名乗る方から『つながりリクエスト』を受けて、承認した後しばらく交流を深めて、頃合いを見て多額の投資案件を持ち出してくるようです。

ただ、ネットを見ればいろんな事例が報告されていて、おかしい案件は事前に気付くものです。基本は便利なので登録しても差し支えないと思います。

野良KEN
自分も未遂で終わりましたが、中国の実在企業の首席财务官(日本語で言う”最高財務責任者”)からアプローチを受けました。怪しすぎて途中から無視しています。ずっと観察を続けていますが、名前やプロフィール写真は2回変更(若い美人→キャラ→美人)しています。怪しすぎる!

 

 

スポットコンサルの流れ

ビザスク』では、依頼者とアドバイザーが会員ページ内で直接交渉する『セルフマッチング形式』、ビザスク の担当者が間に入って支援する『フルサポート形式』がある。

一例として、『ビザスク』 のフルサポート形式でのスポットコンサル の流れ

step
1
事前アンケートが届く▶︎期限内に回答する。

step
2
正式依頼が届く▶︎受諾するか回答する。

step
3
本確定案内が届く▶︎日程調整する。

step
4
確定日時・エントリー方法が届く。

step
5
スポットコンサルを実施する。

step
6
完了報告をする。

エントリー方法は、『ビザスク』が用意したzoomのミーテッィングURLが届く。電話のほうが良い場合はその旨を返答する。(基本はzoomでの参加が楽)

完了報告まで実施すると、実施月の翌月末に謝礼が振り込まれる。

 

 

スポットコンサルのアドバイス

① あなたの専門知識を明確にする

自分が持っている知識が役に立つのか疑問を持たれているでしょうが、あなたが持っている専門分野の知識を価値があります。どんなに頭が良くても現場でないとわからないことは多いです。

専門分野の知識に自信があるのなら、失うものはないので登録してみたら良いと思います。私見ですが、課長職以上であれば需要が一気にあがるので登録をおすすめします。

ポイント

あなたの知識に気付いてもらうには、登録の際に職歴をきっちりと書くことです。

  1. 自分の得意分野を明確に記載▶︎依頼者、ENS企業の担当者が見つけやすくなる
  2. 経験した職歴は全て記入▶︎複数の案件にヒットしやすくなる

転職するつもりで、職務経歴書を書くように記載することをおすすめします。

 

② 質問は事前に整理する

依頼がきた場合は、事前に届く質問にあらかじめ回答する内容を書いておくと良いです。当日に行き当たりばったりに話すと、質問の意図から脱線しやすくなります。

質問というのは課題であり需要であるので、その質問に沿って書くことで、過去の経験がわかりやすくまとまります。その工程が自分の理解をより深めるのです。

ポイント

事前質問に対して回答を準備する時は…

  1. 箇条書きで書く▶︎重要項目が整理される
  2. キーワードで書く▶︎要点が整理される

回答内容を文章で用意すると、話すのも大変になり、相手に伝わりづらくなります。キーワードをつなげるように話すと、要点が伝わりやすくなります。

 

③ 質問は端的に回答する

依頼者は費用がかかっているので、情報収集にシビアです。時間も限りがあるので、質問に対してできるだけ端的に回答することを求めてきます。

最初は慣れないのでうまく話せないものですが、謝礼をいただいている分、こちらも要望に答えるように対応するので、意識して回答していくうちに端的に回答することを覚えていきます。

この工程は会社でもプレゼンにも通じます。反復することで説明力がついてきます。

ポイント

質問に対しては”結論”だけを回答したほうがよいです。その質問の重要事項が2つある場合は、「2つポイントがあり、①〜です。②〜です」といったように相手が理解しやすいようにまとめてください。

エピソードがあると交えて話したくなりますが、興味がないエピソードは聞きたくないものです。興味があれば必ずエピソードを聞いてきます。その時に話せば良いです。

依頼者の立場で考えると、まずは質問の答え(結論)が聞きたいのです。結論が見えると想像しやすくなるため、その結論を裏付けるエピソードが聞きたくなります。

 

 

スポットコンサル【結論】

『スポットコンサル』専門家をマッチングするサービス

あなたも専門家としてコンサルする時代

登録時、専門知識を明確にするマッチングしやすい

質問は事前準備して当日は端的に話す

 

論理的にまとめる時は、以下をどうぞ

【初心者向け】論理的思考の基礎知識【解決力・説明力の向上】

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