10年目にやって得すること
親に会う
(社会人の年次とは関連はないですが、自分はちょうどこの時期でした)
結婚して新居を構えると、親と会う時間も減ってきますが、子供が生まれると、孫を見せるため親と会う機会も増えると思います。
当たり前ですが、孫に会えて大変喜んでくれます。その時に、孫をかわいがっている目と、自分に向ける目が同じでした。
若い時は親に見られると、うざったいと思ったもんですが、子供を想うことを経験すると、自分に対する親の愛情に嫌でも気付きます。
自分はメルヘンチックな人間ではありません。ただ、相手に喜んでもらうことは嬉しいです。
仕事に結びつくことは皆無ですが、自分の人生の豊かさは多少変わります。
遠く離れていて、すぐに会えない方もおられるでしょうが、節目にはできるだけ会うようにしたらいかがでしょうか。
子供が自分の背中を見ていてくれれば、嬉しい未来が訪れるかもと考えながら、節目には親に会い続けます。
褒める
人から褒められると嬉しいですよね。特に、上司から褒められると気分が良いです。
ただ、自分が上司になった時、部下を褒めるのは、意外と難しかったりします。
「期待外れで、褒めるところが見つからないよ」と意見する方もおられますが、今の自分と比較しているのであれば、そう感じるのかもしれません。
その当時の自分や、周りの部下と比べて、優れているところがあれば、そういうところを褒めてあげれば良いです。
仕事を甘くするのはいけません。成果はきびしく求めるべきだと思います。その分、褒めてあげることも大事であると思います。
上司になればチームのモチベーションを上げたいと思いますが、意外と初歩的なことが功を奏すこともありえます。自分も意識してやっていました。もしかしたら、上司の一番の仕事が褒めることなのかもしれません。
明確に指示をする
新入社員で入ってきた時、『5W2H』When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How much(いくら)を習いましたが、仕事が忙しくなってくると、部下への指示出しも曖昧になりがちです。
職場でよくある風景です。事細かく指示をせよとは言いませんが、最低限として「いつまでに」は最初に伝えておきべきだと思います。そうすれば、部下は締切がわかるので業務の順番を変えて、忘れずに提出できていたのかもしれません。
マネジメントは人を通じて事を成すことなので、上司は部下に自分の願いをはきっちりと伝えるべきです。”以心伝心”は相手のためにすることで、相手に求めることではないです。
社外との交流
社会人5年目、7年目のページでも”社外との交流”を記載しています。その続きです。
おすすめは、結論から言うと”有料セミナー”を受講しようと言うことです。
会社で受講させてもらえればラッキーですが、そのような機会がなくても、ネットを検索すればいろいろと探せます。自費参加はためらうと思いますが、興味があれば検討してください。
参加者は有料で参加するぐらいなので、セミナーによっては意識高い系が多いです。イケイケな時期なので、マウントの取り合う会話に引いてしまうこともあります。
ただし、参加者との会話の内容は有益です。成功体験を自慢しあっているので、下手な本より参考になります。座学の一例はピンとこないことも多いですけど、現場での実体験を交えた情報なので、自分に置き換えてマネをするイメージもしやすいです。
有料セミナーは目的を持って参加しないと元は取れないので、とりあえず参加ならやめた方が良いと思います。ただし、社内では得られない新しい情報を得るには有効です。検討してみてください。
本を読み続ける
社会人10年目にもなると、いろんな本を読んできているでしょう。
そんなあなたに、とやかく言うことはないです。読みたい本を読みたい時に読みたいだけ読んでもらえればと思います。
2019年は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』がはやりました。興味はあったけど、Amazonのレビューを見ても賛否両論であったので、しばらく迷って放置してしまいました。
結局は読まないと分からないので、購入して読みました。
読んでみると、たしかに素直に見れば”なるほど”と思うし、疑って見れば”恣意的”だとも感じます。まだ内容を完全に理解はしていませんが、賛否両論になる理由だけは理解。
ネットを検索すれば、いろんなことが調べられますが、自分の意見を言えるほどの理解は得られません。当たり前のことを言いますが、本で得られることは自分の意見がまとまることです。
仕事にからめる必要はないと思います。語れるものを1個ずつ手に入れましょう。
10年目にやれたら良いこと
家を買わない?
そろそろ、家(マンション)の購入を検討をしていますか。
マネーリテラシーの観点からみて、同じ3000万円の借金をするなら、買った不動産に住むよりは、買った不動産を貸して家賃収入を得るほうが、手元に残るお金は増えるという考え方もできます。
実際に購入すると、住宅ローン減税を受けられる一方で、固定資産税や設備の故障による修繕費など、賃貸に住んでいる時よりも支出が多くなる場合もあります。
ただし、家族の視点から見れば”マイホーム”は憧れであり、夢でもあるので、損得だけでは語れないのも事実です。
自分は家を購入しましたが、家族が喜んでいるので後悔はしていません。支出が増えた分をカバーできるように収入を増やしたいと思います。
「家を買わない」ようにとは言いませんが、購入後の支出をきっちりと調べて、納得できる選択をしたほうが良いと思います。
資産運用する
社会人5年目、7年目のページでも同じことを記載しています。興味があればお読みください。
貯蓄ができているなら、資産運用を検討しても良いと思います。
自分が始めたの社会人10年目ぐらいの時でした。最初は”野村証券”と”SBI証券”の口座を開設して、少額ながら株式投資を開始しました。
その当時は”リーマンショック”により、日経平均株価はどん底でしたので、運良く一番の買い時でした。今では長期保有分は投資金額の15倍以上となり含み益は3000万円を超えました。
2020年はコロナウィルスによって日経平均株価は大幅に下げている時期で、今年から来年にかけて”大底を打つ”(金融用語で相場が最も下落した状態)可能性がありますが、言い換えれば一番の買い時が来るのかもしれません。
今すぐに開始せずとも、来るべき時にすぐ動けるように証券会社の口座は早めに開設しておくことをおすすめします。自分も現時点で口座を9社(”楽天証券”など証券会社を7社、仮想通貨取引所を2社)開設していて、今後も研究のために増やしていくつもりです。
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