企業分析 資産運用

【企業分析】サービス業/オンライン英会話/レアジョブ(6096)

2020年10月12日

 

気になる企業の決算説明資料で考察!

金融目線というよりは、打ち手がおもしろいかという個人的視点で見て、振り返りができる勘弁的なメモになるようにしたいと思っています。

参考資料として…

を利用しています。感謝です。

 

↓今回の企業は8月の記事でふれています

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気になる企業

出典:企業HP トップページ(https://www.rarejob.co.jp/

2007年設立のオンライン英会話サービス事業。2014年にマザーズ市場に上場。

出典:2021年度3月期 第1四半期決算説明会資料 26・27ページ

メインは個人向けの”レアジョブ英会話”。オンライン英会話サービスとしては会員数が日本最大級。

 

競合状況

”英語学習(教育)”で関連する企業は…

⬇️通信教育関連では…

⬇️教育ICT関連では…

なども英会話関連として考えられるが…

”オンライン英会話”として直接の競合が非上場(DMM英会話など)が多いので…

上記の関連企業から以下を比較対象として選択。

  1. ベネッセホールディングス(通信教育・英語教室)
  2. すららネット(学習教材)
  3. EduLab(学習システム提供)

 

 

直近の業績

直近の四半期実績は…

レアジョブhttps://kabutan.jp/news/?b=k202008130152

ベネッセHDhttps://kabutan.jp/news/?b=k202008070271

すららネットhttps://kabutan.jp/news/?b=k202007310251

EduLabhttps://kabutan.jp/news/?b=k202008070328

出典:Kabutan決算速報

レアジョブ』は依然として業績は好調に推移。前期は個人向けも好調(Z比:+22.6%)であったが、法人向けのほうが好調(Z比:+27.1%)であったが、今期1Qは個人向け(Z比:+31.0%)、法人向け(Z比:+27.2%)と好調が続く。懸念点でいえば、法人向けで前期の下半期業績に寄与したJR東日本向けの研修…今年は厳しそうだから、どう補填するのか?

ベネッセHD』は業績も赤転しており苦しい状況。学校向け教育、学習塾・英語教室、海外事業、イベントなど多くの事業がコロナウイルスによる減収が続く。非オンライン事業の厳しさがわかる。

すららネット』は学校向けも好調(Z比:+22.2%)であったが、BtoC(消費者向け・個人向け)が絶好調(Z比:+82.6%)。売上は好調(Z比:+25%)に推移しながら、TVCM削減による広告宣伝費の削減により大幅増益。株価も大幅上昇。

EduLab』はセグメント別でみると、テスト運営・受託事業がコロナウイルスによる中止で減収・減益であったが、利益率の高いe-Testing/e-Learning事業が大幅増収・増益で好調推移。中でも主力である英検公式サービス”スタディギア”が大きく貢献。自分の子供も利用しており、使用者としても頻度増は実感!

 

出典:バフェット ・コード_企業ページ(10月9日時点)

前期である2019年は連続増収&利益率上昇による大幅増益によってアップトレンドを形成し、株式分割で出来高も好調であったと記憶。今年は好調ではあるが業績伸長が落ち着いているので割高気味である株価調整もあって横ばいで推移。

1Q決算の好調さを鑑みると、会社業績予想は慎重な印象。上記で述べた法人向けの懸念点もあるので仕方ない部分もあるが、構成比の高い個人向けが好調に推移すれば業績の上振れも可能性はゼロではないので経過観察は継続要。

 

 

今後の見通し

決算説明資料を見てみると…

出典:2021年度3月期 第1四半期決算説明会資料 4・6・11ページ

個人向け、法人・教育機関向けともに好調推移。利益面の売上総利益率が多少減少しているが、講師費用以外は業務効率化によって販管費が抑制されていて営業利益も大幅改善。通期は上記でも述べた通り、下半期の法人向け売上(前期はJR東日本が寄与)の懸念もあり、業績予想は想定内。

 

出典:2021年度3月期 第1四半期決算説明会資料 13ページ

個人向け▶︎コロナウイルスは在宅にとって追い風…強みの低価格で需要増を取り込む。

法人向け▶︎競合は多いが、将来の安定収入のためには強化は避けられない。

 

出典:2021年度3月期 第1四半期決算説明会資料 19・20・21ページ

法人向けで大事になるのが効果検証。他のラーニングサービスを見ても、アセスメント機能が採用率を左右する。課題は学習継続のアプローチ…目的意識が低いと離脱率も高くなるので仕掛けもいる。教育ツール全般での永遠の課題!

 

出典:2021年度3月期 第1四半期決算説明会資料 22・23ページ

十分な成長シナリオであり、急成長期から安定成長期に入って安心感はあるが物足りなさも感じる。利益率を一定に保ちながら業績を伸ばしているので優良であることは間違いないが、今年はもっとアグレッシブに勝負してもよいのではと感じる。

 

ふりかえりとして…

間違いなく買い時は2019年であり、今年は出来高減少が物語るように様子見フェイズ。慎重な会社の業績予想であるが、想定内なのか上振れするのかは2Q決算に注目。

需要増で業績伸長はしばらく続くが、いずれ競合との戦いは避けられない。販促が上手でサービスも充実している『DMM英会話』は手強い。価格競争力は五分五分、認知率の差を考えると分が悪い。

差別化として強みの”ビジネス英会話”で法人向けを第二の柱として拡大できるかが鍵か?いずれにしても、しばらくは観察継続!

 

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