企業分析 資産運用

【企業分析】サービス業/物流機器レンタル/ユーピーアール(7065)

2020年12月7日

 

気になる企業の決算説明資料で考察!

金融目線というよりは、打ち手がおもしろいかという個人的視点で見て、振り返りができる勘弁的なメモになるようにしたいと思っています。

参考資料として…

  • 企業ホームページならびに決算説明資料
  • 直近四半期実績の出典として『Kabtan
  • 直近データリンク先として『バフェット ・コード

を利用しています。感謝です。

 

↓今回の企業は7月末の記事でふれています。

【投資分析】日本経済の予言本を読んでみた!トヨタショック?

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気になる企業

出典:企業HP 製品情報ページ(https://www.upr-net.co.jp/

パレット(物流において、商品の輸送・保管に使う台)を主とした物流機器のレンタル及び販売事業を展開。物流機器のIoT、ICTも積極展開しており、物流DX化の注目企業。

 

競合状況

キーワードを挙げるとすれば…”物流支援

⬇️”物流支援”関連で注目する企業は…
(投資目線として…時価総額500億円以下)

上記より以下2社を比較対象として選択。

  1. シーアールイー(物流不動産が増えれば…物流機器も増加→相関)
  2. 日本パレットプール(メイン事業であるパレットレンタルで競合)

 

直近の業績

直近の四半期実績は…

⬇️ユーピーアール https://kabutan.jp/stock/finance?code=7065

⬇️シーアールイー https://kabutan.jp/stock/finance?code=3458

⬇️日本パレットプール https://kabutan.jp/stock/finance?code=4690

出典:Kabutan決算情報

ユーピーアールは比較的順調な業績推移。2020年3月以降はコロナ禍によるEC需要増もあって、主力のレンタルパレット枚数も順調に増加。急拡大はしないが安定して上昇していく流れ。

シーアールイーは大幅な増収増益。物流不動産投資も好調であり、物流施設の大型化(効率化)が進む流れ。手積みするような小規模施設が減って、近代的な大型施設が増える。となればレンタルパレット需要は益々増加傾向であるということかな…

日本パレットプールは率改善により利益は出ているが、売上は横ばいのようにも感じる。最王手の”日本パレットレンタル(非上場)”も需要増によるパレット不足のニュースもあったのに不思議?決算説明資料もないので決算開示まで中身がわからない…

 

出典:バフェット ・コード_企業ページ(12月4日時点)

7月下旬の記事でふれた時は株価4,000円前後。その後は株価3,500円まで下落したあと、4,500円台まで上昇したが、決算開示で先行投資による今期減益予想に失望売りがでて、一時は3,200円台まで下落したが、そこで反発して上昇しつつある状況。

中期経営計画で2025年までの目標数値も開示されており、順調な業績推移であるがサプライズもなく、天井と感じた投資家も多かったのかな…東証2部で注目もされづらいしね…

 

 

今後の見通し

2020年8月期 決算補足説明資料”を見てみると…

出典:2020年8月期 決算補足説明資料 2・3頁

コロナ禍によりサブ事業は厳しいようだが、主力のレンタルパレットは順調のよう。

在庫滞留で保管用パレット増の傾向のようだが、中国からの輸入はコスト上昇により値上げ傾向にあり、値上げ回避のために年々”ロット(出荷の最小単位)”が増えている…在庫滞留はもっと増えるな…

 

出典:2020年8月期 決算補足説明資料 14・17頁

このような業績予想では、1年以内の売買をしている投資家は買いづらい。実際、本決算開示後は売り先行で、株価も深く掘り下げている。

設備投資の期ズレは会社の問題ではないが不運かな…でも減益は避けてほしかったな…

 

同日に発表された”中期経営計画2025”を見てみると…

出典:中期経営計画2025  4・21頁

今期は投資期で減益だが、2022年以降は増益予想。

主力のパレットレンタルは順調推移であるが、枚数推移を鑑みると10%前後の伸長。サブ事業の成長が鍵となってくると思われる。

注目するのは”物流IoT”と”ICT”などの”コネクテッド事業”!

 

出典:中期経営計画2025 12・16頁

物流施設でのパレット紛失は経営上の大きな課題であり、ICタグを利用したパレット管理サービスの”スマートパレット”は大きな武器。

ホワイト物流推進”(物流業界における劣悪な労働環境改善)もあり、人不足対策や労働環境改善につながる機器でないと受け入れられなくなる未来になる。

 

ふりかえりとして…

コロナ禍によるEC需要増にあわせて、物流業界も注目された時期もあったが、今は落ち着いている状況。ただし、物流セクターの需要増は間違いないし、再度上昇局面はやってくる…

直近の株価は横ばいから下降傾向であるが、仕込むにはありがたい状況…もちろん、物流全般があがるのではなく、未来に残る事業を持つ企業だけが上昇していくけどね…

 

↓7月末の記事で”物流の最適化”の関連期業としてふれています。

【投資分析】日本経済の予言本を読んでみた!トヨタショック?

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